植物の香りで、生活に癒しを与えてくれるアロマ雑貨。
多くの「アロマ〇〇〇」という名前のグッズが販売されていますが、一体どんな種類の商品があるのでしょうか?
アロマディフューザー・アロマキャンドル・アロマストーンやら、沢山あるよね!
本記事では、アロマを楽しむための様々な雑貨を紹介していきます。
なにかと疲れることも多い毎日ですが、アロマの力を借りて生活にちょっとした癒しの時間を取り入れてみませんか?
日常使いから、プレゼントの参考にもなるように調査しましたので、ゆっくりとご覧になってくださいね♪
どんな商品があるのか、この記事でたーくさん紹介するよ!
アロマディフューザーは種類豊富!自分にあったものを見つけて◎
アロマディフューザーとは、精油(エッセンシャルオイル)や、精油を用いたフレグランスオイルの香りを空間に広げるための器具です。
成分をゆっくりと気化させて香りを長く楽しむ置き方のものから、超音波を使ってお部屋に香りを行き渡らせるものなど、色々な種類の製品が販売されています。
近年アロマディフューザーといえば、ニトリや無印など有名どころのショップだけではなく、雑貨屋はもちろん電気屋やホームセンターなど様々な場所で購入することができます。しかし、どのような種類のものがあるか、把握できていない方も多いのではないでしょうか。
今回、アロマディフューザーとして販売されている商品のタイプを網羅できるようにまとめましたので、ご参考にしてください。
お気に入りを見つけよう♪
電気を使わない(気化式/加熱式)のアロマディフューザー
電気を使用しない、置き方タイプのアロマディフューザーを紹介いたします。
こちらは4タイプみつかりました。
- スティック型(リードディフューザー)
- ストーン型(素焼きの陶器や、石膏など)
- ソラフラワー型
- アロマストーン
- アロマウッド
- 加熱式(アロマポットとも)
それぞれ紹介していきます。
スティック型(リードディフューザー)
スティック型のディフューザーは「リードディフューザー」または「スティック型ディフューザー」という名前で売られています。
リード-reed- = 植物の葦(あし/よし)のことです。葦製だけではなく、その他の素材(竹やラタン、化学繊維素材など)の物も総称してリードと呼ばれていることが多いです。
フレグランスオイルをリードが吸い上げて、空間に香りを拡散させます。オイルの詰め替えや、リードを交換することで繰り替えし使用できます。
リードディフューザーは、近年様々なショップで見かけることが多いタイプのディフューザー。香りも瓶の見た目も、種類が豊富なため、お気に入りのひとつを見つけるのが楽しいですよ。
ストーン型(素焼きの陶器や、石膏など)
ストーン型のアロマディフューザーは、リードディフューザーと同じような仕組みです。
瓶に入ったフレグランスオイルを、ストーン(素焼きの陶器や石膏、珪藻土など)が吸い上げ、香りを空間に拡散します。
ストーンの形が動物の形を模していたりなど、可愛らしい見た目の商品が多いです。ストーンは白一色で主張しすぎないため、モノトーンインテリアでコーディネートしたい方にもおすすめです。
ソラフラワー型
ソラフラワーとは、東南アジアの「ソラ」というマメ科の植物の茎を加工した造花です。主にタイで生産されています。本物の花のように見えるほど、高いクオリティで作られているソラフラワーもあります。
リードディフューザーと同じように、フレグランスオイルの入った瓶にソラフラワーを差し、香りを空間に拡散させる仕組みです。
飾っておくだけで華やかに見えるソラフラワーはインテリア上級者に人気で、ワンランク上のアロマアイテムといえるでしょう。
アロマストーン
アロマストーンとは、天然石や陶器、石膏や珪藻土などの素材でできたストーンに、精油(エッセンシャルオイル)を垂らして香らせる、置き方のアロマグッズです。
精油を垂らすだけのアロマストーンはお手軽そのもので、香りはほんのり柔らかく漂うのが特徴です。
好きな香りのアロマを楽しめることや、どこにでも持ち運べること、また様々な形や素材のアロマストーンが売られていることも魅力です。電気も火も使わないため、お気に入りのひとつを枕元に置くなどの楽しみ方ができますよ♪
アロマウッド
アロマストーンと同じように、お気に入りの精油を垂らして香らせる「アロマウッド」もあります。
天然の木材を使用しているため、ウッド好きの方にとって特に嬉しいアロマグッズではないでしょうか。
木材の香りと精油の香りの相性を楽しむことができるのも魅力です。
加熱式(アロマポット、オイルバーナー)
アロマポットや、オイルバーナーと呼ばれている加熱式のディフューザーを紹介します。
画像のように、容器の上部にお気に入りの精油(エッセンシャルオイル)を垂らし、キャンドルで加熱し香りを空間に広げます。
キャンドルの炎の揺らめきと共に香りを楽しむことができることが特徴です。ただし火を扱うため、寝室などで使用する場合は寝具など布製品への燃え移りが無いように対策したり、消し忘れがないよう注意しましょう。
電気を使用するアロマディフューザー(アロマランプになる商品も多数)
電気や電池を使用するタイプのアロマディフューザーを、8タイプから紹介いたします。
電気を使用するタイプは、ライトや加湿器など、ディフューザーとしてだけではなくプラスの機能を備えた商品が多数みつかりました。
- 超音波式
- 加湿器型(アロマ加湿器)
- 噴射式(アロマドロップ式)
- 噴射式(ネブライザー式)
- 送風式
- 加熱式(アロマポットやアロマランプとも)
- お風呂に浮かべて使う防水タイプ
- 車載用ディフューザー
超音波式
超音波式のディフューザーは、精油を混ぜた水を超音波が霧状にして、部屋中に香りを拡散してくれるアロマグッズです。
お手軽に部屋中に香りを行き渡せることができ「電気を使用するアロマディフューザーといえばコレ」といえるようなオーソドックスな製品が超音波式です。
アロマを拡散するだけのシンプルな機能のものや、ルームランプとしての機能を備えているものもあります。
USB式でデスクの上に置けるコンパクトなサイズの製品や、広い部屋で使用できるような大型サイズの製品もあります。取り扱うメーカーも豊富なため、ご自身の使用環境に合わせて選ぶことができるでしょう。
加湿器型(アロマ加湿器)
加湿器型のアロマディフューザーは、お部屋の乾燥をおさえながら香りを楽しむことができます。
季節を問わず香りを楽しむ目的なら超音波式、乾燥が気になる季節や、お部屋を潤しながらほんのりと香りを楽しむ目的であれば加湿器型を選ぶとよいでしょう。
噴射式(アロマドロップ式)
噴射式(アロマドロップ式)のディフューザーは、専用タンクの中に精油(エッセンシャルオイル)を直接垂らして使用します。
水を使うことなく、ポンプの空気圧で精油の成分を微粒子状にして、精油そのものの濃厚な香りを空間に噴射します。
精油を原液で使用するためランニングコストはかかりますが、贅沢な香りを一瞬で拡散してくれるため、空間の高級感を演出するには極上のアロマグッズといえるでしょう。
噴射式(ネブライザー式)
ネブライザー式のアロマディフューザーは、精油(エッセンシャルオイル)の小瓶を直接機器にセットして使用するタイプです。タンクに精油を垂らして使うアロマドロップ式と違い、ネブライザー式は瓶を機器にそのままセットできるのが特徴です。
アロマドロップ式と同じく水を使わず、空気圧で精油の成分を微粒子状にして空気中に噴射します。水で薄められていないため、精油そのままの濃厚な香りが空間に素早く広がります。
機器自体が高価で精油の消耗も早くコストがかかるため、ラグジュアリーな空間や、ここぞという特別な場面で使用するのにおすすめです。
水を使用しないため、超音波式や加湿器型よりもお手入れが簡単です。
\噴射式についての詳しい解説はこちらから/
送風式
送風式のアロマディフューザーは、フェルトにお好みの精油の香りを染みこませて、送風機能により空間に香りを届けるアロマグッズです。
卓上用のコンパクトなものや、扇風機の形状をした製品もあります。
加熱式(アロマポットやアロマランプとも)
電気を使用する加熱式のアロマランプは、キャンドルで温めるタイプのアロマポットと同じ仕組みです。ライト上部に垂らした精油を、電球の熱で気化させます。
様々なデザインのランプが販売されており、きっとお気に入りのランプが見つかること間違いなしです。
お風呂に浮かべて使う防水タイプ
防水型のアロマランプもあります。
バスタブに投影される光の陰影が上質な時間を演出してくれます。製品の上部にお湯と精油を数滴入れておくことで、お湯と一緒に立ち上るやさしい香りが、疲れた心と体を癒してくれることでしょう。
やすらぎのバスタイムを感じるのに最適なアロマグッズかもしれません。
車載用ディフューザー
車用のディフューザーもあります。
シガーソケットから電源を取り、超音波で精油の香りを車内に広げてくれます。
普段の通勤にはもちろん、渋滞も見込まれるような長時間のドライブのときは、お気に入りの香りで少しリラックスできるよう準備してみませんか?
アロマキャンドルは炎の揺らめきで癒し度アップ
アロマキャンドルは、精油と蜜蝋を溶かして固めたキャンドルです。
火を灯すことでゆらゆらと揺れる優しい光と、ほのかな香りがふんわりと部屋に漂い、ゆるやかなアロマタイムを楽しむことができます。照明を落とすことで、キャンドルの光をより楽しむことができるでしょう。
しかし市販されているアロマキャンドルは、蝋の部分が石油から作られたパラフィンワックスであったり、化学物質や人工的な香料など、人体へ必ずしも良い影響を与えるとは言い難い物質も含んでいます。
アロマテラピーを楽しみたい方は、キャンドルの素材にも気を使うと安心して楽しめますね。
ポプリ、サシェなどアロマを染みこませたグッズ
ドライフラワーに精油(エッセンシャルオイル)などで香り付けしたものを「ポプリ」といいます。
ポプリを容器に入れてお気に入りの香りを楽しんだり、小さな布袋に入れて「サシェ」として持ち歩く方法もあります。サシェを車に置いておいたり鞄に忍ばせておくと、日常に香りをプラスする一工夫になりますよ。ちょっとしたプレゼントにも最適ですね。
ポプリやサシェは、手作りもおすすめです。
生花を捨てずに乾燥させてドライフラワーにし、精油を垂らすことでオリジナルのアロマグッズをつくることができます。
スプレー式のアロマミストでお部屋や小物を香らせる
水にお好みの精油(エッセンシャルオイル)を混ぜてスプレーでひと吹きすれば、一瞬でアロマの癒し効果を手に入れることができます。
市販されているスプレーは香りの種類も多いですが、自分で好きな香りを調合するのもおすすめですよ。
精油の種類によっては虫よけ効果があるものもあり、天然成分の虫よけスプレーとして活用する方法もあります。
アロマミスト(アロマフレグランスや、ルームフレグランスとも)
アロマミストを常備しておくことで、お部屋や小物(たとえばカーテンなど)にスプレーすることで、いつでもリラックス空間を作り出すことができます。
市販されているものの中からお気に入りの香りを見つけても良いですし、手作りで好きな香りを調合するのも良いですね。
ピローミスト
ピローミストは、枕や寝具にひと吹きすることで、眠る前のひとときを心地よくしてくれるアイテムです。
自然の香りに包まれて眠ることで睡眠の質が上がるかもしれませんね♪
マスク用ミスト
花粉症対策や感染症予防のためにマスクを手放せない方も多いのではないでしょうか。
マスク用ミストをワンプッシュしておけば、嫌な匂いがこもりがちのマスクに清涼感をプラスしたり、除菌効果を得ることができます。
用途に合わせて、好みの香りや効果の商品を選んで持ち歩けば、こまめにリフレッシュすることができそうですね。
アロマシールは、貼るだけで簡単アロマタイム
アロマシールとは、精油(エッセンシャルオイル)を浸透させたシールのことです。アロマシールをマスクに貼ることで、スプレータイプのものよりも長く香りを楽しむことができます。
暑くなってくる季節はマスク着用による不快感も増します。香りの癒し効果をちょい足しすることで、嫌な気持ちを軽減してみるのはいかがですか。
アロマアイマスク(ホットアイマスクとも)めぐりズムなど
花王のめぐりズムなど、蒸気と香りで目元をリフレッシュする商品が販売されています。
デスクワークなどで疲れた目元をじんわりと温めて日々の疲れをとることができます。
無香料タイプの商品もありますが、ラベンダーやカモミールなど香り付きの商品もあります。眠る前に特別な時間を過ごせば、翌日スッキリと目覚められるかもしれませんね♪
アクセサリーでアロマを身に着ける
ブレスレットやネックレスなどアクセサリータイプのアロマグッズもあります。アクセサリータイプは、フェルトにお気に入りの精油(エッセンシャルオイル)を染みこませて、身に着けることができる商品です。
手を動かすなど、ちょっとした仕草に合わせてふんわりと大好きな香りが漂う毎日は、何だか素敵な予感がしませんか?
あの耐熱ガラスで有名なハリオ(HARIO)から、ガラス製のアロマアクセサリーが!紹介記事はこちらから↓
ヤードムで気分をリフレッシュ!ノーズミントやアロマスティックとも
タイでよく使われているヤードムをご存じですか?ヤーは「薬」・ドムが「嗅ぐ」で、ヤードムです。日本ではノーズミントやアロマスティックなどの名称で売られていることもあります。
ミント系の爽やかな香りで、リップスティックのような形の商品が多く売られています。鼻に差し込み、匂いを嗅いだり塗っておくタイプの商品があり、香りで手軽にリフレッシュすることができます。
デスクに置いておいて、仕事に行き詰まったときなどの簡単な気分転換にいかがですか?
鼻づまりが辛いときにもよさそうですね。