この記事は、
・『公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEFJ)』様のwebサイト(https://www.aromakankyo.or.jp/)
・『ハーブと精油の基本辞典(著 林真一郎)』様の書籍(ISBN978-4-262-16484-7)
こちらを参考に執筆しております。
アロマグッズを購入しようとしたとき、アロマオイルやら、精油やら、エッセンシャルオイルやら…、何が違うのか分からない名前に混乱した経験ありませんか?
はい、今わたし混乱しています
アロマオイルは、香りのする油、というのは何となくわかります。(そのままですね)
ただ、アロマオイルについて調べたときに必ず「精油」や「エッセンシャルオイル」という言葉も出てきます。
この「アロマオイル」・「精油」・「エッセンシャルオイル」は同じものなのでしょうか?
字面だけ見たら、なんだか似たようなものに思えますが……
……さて、当ブログは、心を癒すアイテムやサービスの探求がテーマとなっております。
「アロマ」はきっと、疲れ切った心を癒してくれるアイテムのはず…!
となれば、調べるしかない!!
ということで今回は、
- アロマオイル・精油・エッセンシャルオイルの違い
- アロマオイルはどのような場面で使われているのか?
こちらを中心に、アロマの基本を調べていきたいと思います。
アロマオイル・精油・エッセンシャルオイルの違いは?
「アロマオイル」・「精油」・「エッセンシャルオイル」は同じものでしょうか?
調べた結果からいくと、
精油 = エッセンシャルオイル でした。
精油とエッセンシャルオイルは同じ意味でしたので、ここからは「精油(エッセンシャルオイル)」という表記で進めていきます。
そして、もう1つ。
アロマオイル = 精油(エッセンシャルオイル) ではありません。
そうなんだ!!
今回調べたところ、
- 精油 と エッセンシャルオイル は同じもの
- アロマオイル と 精油(エッセンシャルオイル)は違うもの
ということがわかりました。
しかし、アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)は、とても近しい関係にあることも同時に判明しました。
それでは「アロマオイル」と「精油(エッセンシャルオイル)」の違いについて、詳しく見ていきましょう!
アロマオイルとは?
アロマオイルとは、「100%植物由来の精油(エッセンシャルオイル)」を「植物油や鉱物油」で希釈したものです。植物由来の天然香料または合成の香料を添加することもあります。
市販のアロマオイルは、100%植物由来の成分で加工されているとは限りません。
アロマオイルを作る元になるのが、精油なんだね!
精油(エッセンシャルオイル)とは?
植物から抽出した、揮発性の芳香物質です。
100%植物由来のものを、精油(エッセンシャルオイル)と呼びます。
アロマテラピーに使用されるのが、精油(エッセンシャルオイル)です。
抽出される植物の種類によりますが、精油の香り成分には抗酸化作用や抗菌作用、鎮静や抗不安など様々な効果をもたらす成分が含まれています。
この香りに含まれる成分を利用するのが、アロマテラピー(芳香療法)です。
また精油は、大量の植物から少量しか抽出することができない、とても希少なものです。
精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン※も必要とします。
引用:公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEFJ)様より https://www.aromakankyo.or.jp/basics/oil/
※ 産地や生産条件などにより異なります。
ラベンダーとローズで必要な花の量の差がスゴイ!
植物の種類によって値段も変わってきそうだね。
アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)を混同して表記する商品に注意しよう!
\ココに注意したい!/
メーカーや店舗によっては「アロマオイル」と「精油(エッセンシャルオイル)」を混同して表記していることが多々あります。
本来アロマオイルとは、精油(エッセンシャルオイル)を、植物油や鉱物油で希釈したものを指します。しかし「アロマオイル」の商品名で「精油(エッセンシャルオイル)」が売られていることも多いです。
アロマテラピーに使用するのは、アロマオイルの元となる100%植物由来の「精油(エッセンシャルオイル)」です。購入する際は注意しましょう。
アロママッサージ用のアロマオイルが必要なときは「アロママッサージ」とキーワードを追加すると商品を見つけやすいかもしれないですよ。
また、精油やアロマオイルが「香油」と表現されていることもあります。
精油やアロマオイルは表現が曖昧な部分があるため、ご自身の使用目的に合わせて商品を選ぶことが大切です。
さらにワンポイント!「香油」とは?
香油 = 植物由来の成分で希釈・香料がブレンドされたアロマオイル と考えておくと良いでしょう。アラブ諸国で使用されているアロマオイルに対して「香油」の名称が使われていることが多いです。
香りを楽しみながら、直接肌や髪に使用できることが特徴です。
※ただし精油またはアロマオイル全般に言えることですが、体質により合うもの・合わないものがあります。体質に合わないものは使用を控えましょう。
※メーカーや店舗によって、アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)が混同して表記されていることと同様に、香油についても定義が曖昧なケースがあるかもしれません。使用目的に合わせて、購入する前に成分を確認できると安心です。
アロマオイルや精油(エッセンシャルオイル)ってどんな風に使われているの?
精油(エッセンシャルオイル)は様々なことに活用できます。
精油の活用方法の1つに「アロマオイルに加工する」という手段があります。
どんな風に使われているか知ることで、アロマオイルや精油の楽しみ方が広がること間違いなしだね♪
アロマオイルの使用シーン
アロマオイルは、主に2つのシーンで使われています。
- アロママッサージで使用する
- 髪や肌に塗って、しっとりさせたり香らせる
どちらもアロマテラピーの一種です
\ココに注意したい!/
市販されているアロマオイルは、合成香料や鉱物油を含んだ商品があります。
アロママッサージを行うサロンなどでは、植物由来の成分だけのアロマオイルが使用されているとは限りません。敏感肌の方や植物由来のアロマオイルにこだわりたい方は注意しましょう。
また、リードディフューザーの詰め替え用の製品がアロマオイルと表示されて販売されていることもあります。リードディフューザーに使用されている液体は、肌に触れるには適さない成分を含んでいるものもあります。
使用目的とは違う製品を購入・誤って使用しないよう注意しましょう。
精油(エッセンシャルオイル)の活用方法
精油(エッセンシャルオイル)の活用方法は多岐にわたります。
※精油を原液で肌に塗布する・匂いを嗅ぐのは強い刺激がありますので、控えましょう
- 植物油で希釈してアロマオイルをつくる
- ハンカチや持ち物に1~2滴垂らして香りを楽しむ
- 無水エタノールで希釈しアロマディフューザーをつくる
- お風呂に1~5滴を垂らして入浴する
- 手作り化粧品をつくる
- ハッカ油などで虫よけスプレーをつくる etc.
精油の活用方法はまだまだ沢山ありそうなので、別の記事で詳しくご紹介していければと思います!
精油って色々な使い方ができるんだね!
\アロマテラピーについての記事はこちら/
まとめ
最後に今回の記事の内容をまとめていきます♪
アロマオイル・精油・エッセンシャルオイルは違うもの?
- 精油 と エッセンシャルオイル は同じもの
- アロマオイル と 精油(エッセンシャルオイル)は違うもの
アロマオイルが何かと言うと…
アロマオイルとは、精油を植物油や鉱物油で希釈したものを主に指しますが、植物由来の成分のみで加工したものと、植物由来ではない成分を添加したものがあり、使用目的により商品を選ぶ必要があります。
精油とアロマオイルの混同には注意しましょう
使用目的と一致しない製品を誤って購入・使用しないよう注意しましょう
アロマオイルを使用するシーンは…
- アロママッサージ
- 髪や肌に使用する
植物由来かどうかにかかわらず、アロマオイルや精油は体質に合うかものかどうか、気を付けて使用する必要があります
アロマテラピーに使用するのは…
- 100%植物由来の精油(エッセンシャルオイル)
その他におさえておきたい「アロマの基本」は…
精油を用意するとアロマを楽しむ幅が広がりそうな予感!
アロマのことが少しわかった気がするな!
アロマについて今回は基本となる情報を調べてみました。
調査を重ねて、さらなる癒しを探求していきたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪